北海道マラソンで3時間15分切りたい

札幌在住2児の父です。フルマラソンベストは3時間9分(作.AC 真駒内マラソン2019)。地元のお祭り北海道マラソンで3時間15分切るのが目標です。

サロマ2017、70㎞からゴールまで

さぁ後半戦、ゴールまで行っきまーす。

なぜか前の投稿と60㎞通過がかぶってるけどご愛嬌ということで!

 

60㎞通過(ラップ1:09:40、通過順位275位)

ここで覚えているのは、60㎞通過後にまたおしっこしたこと。この時は結構我慢してた割にはそんなに出なかったかな?

もう一つは後半の復活の秘密でもあるズバリ『ドーピング』!!

64㎞位のギムネアップ岬らへんのエイド前で藁にもすがる思いでロキソニン1錠とカフェイン入りのショッツを同時投入!

この後の魔女の森の最中も全然効いてこなかったけど、どこら辺か覚えてないけど突然走れるようになった。

なので道中の詳細は覚えてないけど、70㎞の通過ははっきり覚えていて、『まだサブ10への道は閉ざされていないからあきらめない!』と思っていたような気がする。

 

70㎞通過(ラップ1:04:33、通過順位270位)

70㎞の曲がり角を曲がってからの直線は結構軽快に走れていたと思う。

鶴雅エイドでもそうめん、お汁粉、暖かいお茶のフルコースをいただき、またトイレに行って気合を入れなおす!

ドーピングが結構効いたのでワッカに向けて78㎞で再度ドーピングしようと決めて走りづつける。

ここら辺の道から巨大な水溜りがかなりの頻度で現れるようになって、靴の中がさらに水浸しになっていく。

あんな状況でも足には一切豆できてないんだから皮膚強いんだね。

そしていよいよワッカ前のエイドに到着する。

 

80㎞通過(ラップ1:00:21、通過順位234位)

ついにワッカに突入!

『こっからが本当のサロマだ!』と気合を入れ直し、80㎞ポイントを通過!

通過時のタイムが7:55:43でキロ6をラインとした場合のサブ10への貯金が約5分と把握する。

『ここまで来てサブ10に挑める権利があるんだからやるしかないぜー』と叫び、ワッカ序盤の坂の森林ゾーンが終わったら何とビックリ激向かい風!!

カッパの帽子も風で脱げちゃう位の風だったので、カッパ帽子は諦める。

今がこんなに向かい風ってことは折り返し後はかなりの追い風になる、粘れればキロ6もきっと可能、まずは折り返しまで心を切らさず行こうと思う。

この区間の1㎞はそれぞれがホントに長かった。次、86kmだと思ったらまだ85㎞だったり、いつまで経っても次の看板が見えてこなかった。

ワッカで目に着くようになってきたのは、低体温症と思われる症状になってしまった人達。救護ボランティアの人が銀のシーツを提供したり、収容車の近くの人は収容車内で休んだりしていた。

自分よりも早いサブ10が狙えるタイムで進めなくなってしまうのは、どれほど無念かを思い、自分も紙一重の状態であることには変わりないので一歩一歩進めていく。

いよいよ折り返しの巨大な橋が見えてきて、『よし!あそこまで行ったら追い風だ!』と思ったのもつかの間、橋に入った途端、今日イチの向かい風!

『勘弁してくれよー』と叫び、激登りの激向かい風区間を乗り切る。

ちょっと下ってついに折り返し、激下りの激追い風区間を颯爽と走り、ついに90㎞のチェックポイントが見えてくる。

 

90㎞通過(ラップ1:02:49、通過順位210位)

90㎞通過は8:58:32でサブ10貯金は1分半。こっからは1㎞毎の看板を通過するごとに時計をチェック。

考えていた通り追い風に乗って96㎞(看板は残り4㎞)まで貯金1分をキープ。

ワッカ入口の森林ゾーンは復路は下り基調だし、復路の森林ゾーンに入る前の30m?位の登り坂さえクリアできたらサブ10イケんじゃね?と思い始める。

森林ゾーンの下りをまたまた颯爽と走り、ゴール写真のことを考えて、ワッカ入口エイドでお世話になったカッバを捨てる(あのゴミ箱で正解だったのかは不安、間違ってたらごめんなさい)。

サロマ最後の公道ゾーンに入り、ここまで来てサブ10出来なかったら、絶対後悔する~と思い、ペースアップ!

98㎞位でサブ10への貯金が2分になり、サブ10を確信!

残り1㎞でウインドブレーカーも脱いで、ゴール写真の準備は万全(笑)!

最後の右折後のビクトリーロードは雨のせいか全然人がいなかったけど、一人で『やったーやったー』と叫び、泣きそうになりながらゴール!!!!

 

ゴール(ラップ59:22、通過順位187位)

サブ10できたー満足だー

ゴール後、メダルをかけてもらい、タオル、食券をもらって、メダル写真撮ってもらって、そそくさと荷物受取へ。

 

続く。